2013年2月23日土曜日

HPのネットブックにUbuntu12.04をインストール

したのだが、画面の明るさがキーボード上のキー(F2,F3)で調整できない。色々調べて設定を変えてもダメ。プロプライエタリなDRMドライバを有効にしてみたら、あっさり調整が効くようになった。このへんの情報がネットで見つからなかったので(常識か)、ここに書いておく。

しかし、最近のネットブックって、ATOMでもデュアルコアでスレッドが4つ走るんだね。しかし、遅い。

Ubuntuを起動するとバッテリーが持たないので、laptop-mode-tools を導入したら、Windows並にもつようになった。ただし、デフォルトの設定だとUSBが効かなくなるとかあって、設定ファイルをいろいろ見なおさないといけない。

2012年1月7日土曜日

小指TRON

101キーボードが好きなので、小指でシフトするTRON配列をMozcで作ってみた。濁音・半濁音は後打ちする。濁点は「[」、半濁点は「'」に割り当てた。 101キーボードはシフトキーが押しやすいのだ。というか、「変換」キーも「無変換」キーも無いので、通常のシフトキーを使うしかない。スペースキーでシフトする手もあるが、Mozcではこの手は使えない。

Mozcのローマ字定義ファイルで、大文字が使えないとダメなので、Mozcをバージョン1.3にアップグレードした。OSがubuntu10.10なので、aptやsynapticではダメで、Mozcのサイトに従ってビルドする必要がある。

しばらく使ってみて不具合がなければ定義ファイルをここにアップする予定。

2011年9月22日木曜日

<愛知県日進市>萩野市長、謝罪へ 福島産花火中止問題で

毎日新聞 9月22日(木)2時8分配信

愛知県日進市の花火大会で福島県製花火を打ち上げなかった問題で、市は21日、萩野幸三市長が花火を製造した業者のいる同県川俣町を22日に訪れ、謝罪 すると発表した。市には21日夕までに、この問題に関する電話やメールが計約3350件寄せられ、うち9割が批判や抗議という。


18日にあった花火大会の実行委員会は市民有志や市商工会などで構成。訪問では、町役場で古川道郎町長と面会した後、花火を製造した菅野煙火店を訪れ、 「花火打ち上げ中止により風評被害を広げた」と謝罪すると共に、中止に至った経緯を説明する。市商工会の塚本英雄会長も同行する予定。


同町は20日、実行委に対し、花火が放射性物質に汚染されていないことを確認し、周知することなどを求める要請書を出している。


花火の放射線量測定を実行委から依頼された専門業者は21日、測定を実施。結果は22日までに出る予定という。【岡村恵子】



「花火打ち上げ中止により風評被害を広げた」というより、「花火打ち上げ中止により、放射能を心配する当然の行動に対して、『風評被害を広げる』というレッテルを貼り抑圧していく風潮を広げた」とでも言うべきだろう。


京都市の大文字を巡るドタバタを知らなかったのだろうか?知っていたら、こうなることくらい分かりそうなものだと思うが。福島のものを使うのなら、きちんと放射能測定をおこない、不検出を確認してから使えばいい。そうすることが本当の意味で風評をなくしていくことになる。風評の意味が根拠のない噂ということなら、それは科学的に対処することでしかなくすことはできないからだ。

福島の人がかわいそうだからと、むりやり福島のものを使ったところで風評はなくならない。それは「福島の人の気持ち」という言葉をだせば誰も何も言えなくなる雰囲気を強化するだけだ。そしてそれは一種のファシズムだ。原発事故に対して責任を負っている連中が、このファシズムを利用して責任逃れをしようとしていることに注意しなければならない。

2011年6月22日水曜日

携帯用ガイガーカウンターもしくはガイガーカウンター付き携帯

3月11日を境に世界は一変してしまった。私たちは、常に「ここの放射線量は?」「この食べ物は口にして大丈夫か?」と気を張りつめながら暮らさなくてはならなくなった。
子どもたちもうかつに外で遊べなくなった。草むら・水たまりなど、子どもが大好きな場所ほど、放射線量が高い場所なのだ。
これからは、子ども一人ひとりにガイガーカウンターを持たせなければいけなくなるだろう。ランドセルにぶら下げられる大きさで、価格は1万円以下。一定以上の線量を検知するとピーピー鳴って、「危ない!すぐにここから離れて!」としゃべるようなやつ。機能を絞って大量生産すれば、精度を落とさずに安く作れるのではないか。
あるいは、「ガイガーカウンター付きキッズケータイ」。セコム付きキッズケータイよりも切実に必要とされていると思うのだが、どこかのメーカーがつくらないだろうか?案外ビッグビジネスチャンスではないかと思う。
半分ブラックジョークだが、日本に住む人々は、あと300年程度はこんな事を考えながら暮らさなければならない。私たちにできることは、これ以上の原発事故は絶対に起こさないこと、そのために、すべての原発を廃止することだ。

2011年4月12日火曜日

美談でも何でもない

風評に負けない!福島など安全野菜をネット通販

産経新聞 2011/04/10

 福島第1原発の放射性物質(放射能)漏れ事故で風評被害を受けている農家を支援しようと、安全な野菜のインターネット販売が始まっている。農家を応援する気持ちが消費者を後押しするのか、評判は上々だという。

 ニラ、乾燥シイタケ、キュウリ-。福島県二本松市にある二本松農園の斉藤登代表(51)は、3月30日から福島県産で出荷停止や自粛になっていない野菜を集め、自身のサイト「里山ガーデンファーム WEBショップ」でネット販売している。1週間で全国から500人以上の注文を受け計約4トンを販売。品切れも出るほど好評だ。

記事本文の続き 斉藤さんは福島県内の農家から「出荷停止や自粛品目でもないのに売れない」といった風評被害の嘆きを聞いた。県が農作業の延期を要請しているため、自身もコメの作付けのめどがたっていない。だが、「手をこまねいていても仕方がない。消費者との仲立ちをしたい」と販売を始めた。

 野菜自体より送料が高くつくのを防ぐため、1個口の単位はキュウリ5キロ(約50本)など大きくならざるを得ない。だが、購入者の反響は「レシピを開発し、キュウリ5キロをすべて家族で食べた」「近所に配って喜ばれた」と温かい。「野菜を買うことで応援になれば、という気持ちが伝わってくる。本当にありがたい」と斉藤さんは話す。

 有機野菜などの食品を扱うネット通販のオイシックス(東京都品川区)は、風評被害を受ける茨城県産などの野菜を販売するコーナー「がんばれ! 関東野菜」をサイトに新設した。

 商品は、独自に放射線量を検査して国の暫定基準値を下回ったもので、現在、茨城県産のシュンギク、千葉県産のキャベツなどが販売されている。今後、商品数を拡大する予定だ。

 コーナー新設は、利用者対象のアンケートで「放射線量が国の基準値を下回り、安全が確認できれば購入したい」との回答が8割近くに上ったため。利用者からは「わが家でもできる復興支援ですね」といった賛同の声が寄せられ、売り上げも上々だという。


 この野菜が「安全」である保証はどこにもない。それを買って食べるのは、消費者が自分と家族の健康を危険に晒しながら東電と国の賠償責任を肩代わりしていることにほかならない。そして生産者も、なぜ消費者を危険に晒す前に被害の補償を東電や国に求めないのか?こんなのは美談でも何でもない。

飯舘村、全農作物の作付けを中止

読売新聞 4月12日(火)20時25分配信
 東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故の影響で、「計画的避難区域」に設定される福島県飯舘村は12日、すべての農作物について今季の作付けを行わないことを決めた。

 菅野典雄村長は「汚染された土壌の数値が改善するとは思えない。耕作者の責任としてやめようという判断だ」と話した。

 同村は国に対し、補償のほか、いち早い土壌の浄化を求めていくという。

 飯舘村では、政府がコメの作付制限の対象とした検出値(土壌1キロ・グラム当たり5000ベクレル超)の約3倍の放射性セシウムが水田から検出されているが、この日開かれた同村議会の災害対策特別委では、コメだけでなく、野菜や花についても「風評被害の懸念は消えない」などとして作付けしないことを決めた。


 「耕作者の責任としてやめようという判断」と国への補償請求。飯舘村の判断こそ正しい。

2011年2月7日月曜日

もう電車の中でも解禁すべきではないか

電車の中での携帯電話をめぐるトラブルの原因は、携帯で話をすることではなく、車内で携帯の通話を禁止していることではないかと思う。誰も実質的に迷惑をかけられていないのに、「ルールを守っていない」と思うから迷惑をかけられたように感じるのだと思う。

医療機関でも携帯電話拡大 影響少ない3G移行、病院規制緩和へ

産経新聞 2月6日(日)7時56分配信
 総務省は、医療機器やペースメーカーへの影響から、病院などで使用が制限されている携帯電話の規制を緩和する方針を固めた。医療機関では、一般の人に携帯電話を使わないよう要請し、医師や看護師も電磁波が弱く医療機器への影響が小さいPHS端末を使っているケースが多い。ただ、現在主流の第3世代(3G)携帯電話の電磁波はPHSとほぼ同じレベルのため、基準を見直すことにした。PHSが独占してきた医療分野で、携帯電話の利用が進む見通しだ。

 総務省によると、携帯電話やPHSがペースメーカーなどの機器に影響を与える距離は、PHSの2・5センチに対し、第2世代(2G)携帯電話が14〜15センチ、3Gは1〜3センチ(8センチが1機種)。ところが、PHSは機器から3センチ、携帯電話は2G、3Gともに22センチ離して使う決まりになっている。

 このため、来年7月の総務省の周波数再編に伴ってNTTドコモが同3月、KDDIも同7月までに2Gサービスを終了するのに合わせ、早ければ来夏にも、携帯電話に対する規制を緩和する。

 医療機器付近での使用に関するガイドラインは総務省所管の電波産業会が策定しているが、総務省は「すぐにPHSと同じ基準にはできないが、なるべく距離を近くする」(総務省総合通信基盤局)方針だ。一般の人が使える範囲は個々の医療機関が判断するものの、PHSと携帯電話の医療機器との「距離差」が縮まることになる。

 総務省は今年4月にも検討に着手し、「ワイマックス」や「ワイファイ」などの高速無線データ通信機器の医療機器への影響についても調査する。

 医療機関では、約9万台のPHSが使われている。携帯電話事業者は法人向けに料金をPHS並みに設定して売り込みを図っており、PHSよりもつながりやすい携帯電話に置き換わる可能性がある。

 携帯電話に関しては、政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)が、航空機内の使用制限の緩和なども求めている。

2011年2月6日日曜日

Mozcで中指TRON

Mozcのローマ字仮名変換の定義ファイルを修正することで、中指化したTRON配列を使う方法。

以下のタブ区切りテキストファイルを作成して、Mozcのプロパティからローマ字テーブルの「編集」をクリックして 開いたパネルの「編集」プルダウンメニューの「インポート」で読み込む。

--設定ファイルここから
q ら
w る
e こ
こ' ご
r は
は' ば
は[ ぱ
t ょ
y き
き' ぎ
u の
i く
く' ぐ
o あ
p れ
a た
た' だ
s と
と' ど
f て
て' で
g も
h を
j い
l し
し' じ
; ん
z ま
x り
c に
v さ
さ' ざ
b な
n す
す' ず
m つ
つ' づ
, 、
. 。
/ っ
kq ひ
ひ' び
ひ[ ぴ
kw そ
そ' ぞ
ke ・
kr ゃ
kt ほ
ほ' ぼ
ほ[ ぽ
ka ぬ
ks ね
kd ゅ
kf よ
kg ふ
ふ' ぶ
ふ[ ぷ
kz ぇ
kx ぉ
kc せ
せ' ぜ
kv ゆ
kj う
う' ヴ
kb へ
へ' べ
へ[ ぺ
dy え
du け
け' げ
di め
do む
dp ろ
dh お
dj ち
ち' ぢ
dk ー
dl み
d; や
dn わ
dm ぃ
d, ぁ
d. ゎ
d/ ぅ
df か
か' が
k4 「
d4 」
--設定ファイルここまで

列の区切りはタブ。US配列101キーボード用の設定。「'」で濁音、「[」で半濁音になるようにしている。
  r [tab] [tab] は
  は' [tab] ば
  は[ [tab] ぱ
という書き方がミソ。

数字キーのシフト面の記号は追い追い追加する。

「か」(df)と「う」(kj)がうっとおしいが、中指シフトなので仕方ない。親指シフトでのシフトミスが無くなることと、Mozcが使えるようになること、キーボードを選ばなくなることがメリット。